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ベトナムの星

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今年のテトの過ごし方③ 中盤戦:テトのど真ん中

そんなこんなでルアンパバーンからハノイへ戻ってきたのは大晦日の前日の夜。
するといきなりの極寒!13度って去年と一緒じゃん!!
もう来ないと浮かれてるとこの寒さが来るのでしょうか。

さすがに堪えましたねぇ、これは。
大晦日の日も寒く、おまけに街中もテト休みに入っていて静かで寒い感じ。
どこにも行く気になれず、温かい場所を求めて彷徨いました。

それでも村に帰らなかったのは、
同期と一緒にいたいからが半分、都会の大晦日を味わいたかったからが半分。
省都に住んでいれば花火なんかが見られるそうですが、ニンソンは何にもないし。
色々なベトナムを見ておきたいんですよねぇ、今のうちに。

なので同期が寒さに耐えられず外出を拒否するも、年越しの花火は一人で外へ。
今年は霧雨が降っていて見栄えはイマイチ。

翌朝、テトの元旦のハノイは今までに見たことがないくらい寂れた町に。
バス停で同期と別れてニンソンへ。

バスは言われたとおりちゃんと走っていて。しかもお客も結構います。
村はほとんど人に会わないくらいの人気のなさ。

自転車を置かせてもらっている前の校長先生の家でさっそくテト料理のおもてなしを。
寒いからって食べさせ過ぎです!
でも「もうすぐ帰るんだよねぇ…」とか言われると食べざるを得ず。

お腹いっぱいで家に帰り、部屋の掃除と旅行で溜まった洗濯を済ませ、再び外へ。
校長先生の家に新年の御挨拶。やっぱ笑顔で迎えてくれる人って素敵です。
今日のうちにいっぱい家を回ろうと思っていたのに、結局長居をしてしまい再食事。

校長先生の家のどちらも娘や息子がまだ家に来ていなくて、娘のようにもてなしてくれるとやっぱり帰りづらくて。
結局飛ばして次に行ったのは教頭先生の家。
するといきなり「今から向こうの私の家にいくから。家に電話しなさい!」って、え…?

横で犯人の凶器に脅える人質気分を味わいながら家に電話。
そのまま強制連行となりました。何一つお泊りセットのないまま・・・

とはいっても教頭先生の家に泊まるのはすでに経験済み。
穴と灰しかないトイレにも、娘と一緒に寝るのだってもう平気。
お酒だって無理強いはなし。コンタクトが外せないのは辛いけど。

次の日の他の先生の家へあいさつ回りにも連れて行ってくれ、
その後は親戚と同様の扱いで。
昼にハノイへ向かう私を引き止めもせず、お土産を渡してくれたのでした。
by etoetoetou | 2009-02-03 16:34