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ベトナムの星

vietnamnam.exblog.jp

爽やかじゃない

青い空と太陽の熱さをやわらげてくれた気持ちのよい風はどこへやら。
実はベトナム北部の春は雨・雨・雨の高湿度の世界だそうで。

再び空は雲に覆われた太陽の無いねずみ色へと戻ってしまいました。
洗濯物が乾きません。夜の大雨で眠れません。と、すっきりしません。

さてタグラグビー。
先週で総当たり戦が終了。こんなに長く同じゲームをしたことは無かったため、やや飽き始めている様子。つまり「うぉぉお!ゲームだ!」とテンションが上がらないわけで。

けれど私が間違って同じチームと対戦させようとすると「もうやったよ!今日はこのチームとしたい!」とか、相手チームと人数が違うとわざわざ言いに来るなど、がむしゃらにゲームができればいいという風でもなく、私はそれでよいのじゃないかと。

クラスマッチにむけて今週はクラスでトーナメント戦を予定しています。
これはとことん勝ちにこだわってほしい!
ということで、『全員入れないと2点目の得点をカウントしない』ルールを撤廃。
いつもの1トライ1点へと戻しました。

そうするとまた動けなくなる子が出てくるかな?と不安はありましたが、結構大丈夫。
得意な子どもが突っ込んでいき、行くと見せかけてノーマークの子へパス!なんていう賢い動きも見られ、総当たり戦のゲームの積み重ねがうまく働いたようです。
入れた分だけ点が決まるのってやっぱり気持ちがいいですよね、それが子どもを見ているとよく分かります。

問題はこの天気。

霧雨が降ったりやんだり、すかっとしないもので、授業の有無はぎりぎりまで未定。
空き地の芝の下は赤土。水はけも悪くぬるぬるします。

そしてもう1つぬるぬるするもの…それは牛や犬のしっぽの下部から放出される落し物

この落し物に随分慣れてきたとはいえつらい。よく雨に濡れているし。
コートを作る時にこの落し物に一人向き合う私。
毎日新鮮な落し物があるため「あの落し物を避けてコートを作るには・・・」と試行錯誤。
運よくシャベルを持っている人に出会えると、借りてコートからその落し物を取り除き、砂をかけてあげたりできるのですが、ない時はそのまま。

子ども達は汚くてイヤだけれど、それが当たり前の世界。
ゲームをしている時は大抵裸足ですし、落し物くらいでテンションは下がりません。

靴を履き、ジャージ姿の私が一番嫌がっているわけで。
人数が足りなくて一緒にゲームに入ってやってる時に、むにゅ・・・!?
う~何なのか確認するのすらイヤだ~!ということもしばしば。

慣れてしまった方が楽だけど、慣れてしまうと元に戻れないようなこのジレンマ。
そして何故こんなことに頭を悩まされているのか?という自分へのむなしさ。
あー爽やかに汗をかきたいよー!
by etoetoetou | 2008-03-22 11:32