ベトナムの星

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〆はこれで

ベトナム北部も半袖で十分過ごせるほどの気候になりました。
今年は暖かくていい感じ♪

縄跳びを1授業時間跳び続けるのもしんどい時候。
ということで、どのクラスでも子ども達がペンを持って縄とびカードに記入しながら練習するというシステムが出来て好調ですが、この辺で。

なわとびはほんと上手になった!(気がします、私が見れば…)
全員が好きにはならなかったかもしれないけれど、それでも跳び技は増えました。
色んな遊び方を知ってほしいという願いはきっと届いたような。
そしてコツをつかめるまであきらめずに練習をすることで得られる達成感も。

先々週に話したことが功を奏したのか、体育の時間を覗いてくれる先生もチラホラ。
参加まではいかないけど。それで十分です!それでもすっごく嬉しかったなぁ。

最後に選んだ単元はサッカー。
やっぱりね、国技に近いと思いますよ、この国じゃ。
年末のスズキカップ?か何かの優勝パニックも然り。
女子サッカーの試合もTVでよくやっているし。

そして何より子ども達もサッカーが好き!
意外に女の子も女の子同士だと張り切るんです。
「子ども達の為に」と銘打って全て授業にかけてきたのですから。
最後までこれは貫こうかなと。
隣の空き地に移動することで先生達が見に来てくれなくなるとしても、です!

サッカーのやり方は、昨年と同じ。
2名ずつゲームをして、5分程度で交代。残りは皆ゴールキーパー。ゴールは椅子で。
セルフジャッジ&3コート同時進行といきなりレベルを上げた授業に突入するも、
さすが5年生は全く問題なし!
4年生は・・・やっぱりここか!と思う結果。
まあ、ベトナムの法則で2回目は大丈夫かなぁ。

これでクラスマッチができて終了できれば、授業としては大満足でしょうかね。
まだ各クラスに数名、自信のない体の小さな男の子たちに元気がありませんが、
今回のサッカーで自信をつけてくれるように頑張ります!


ここからは自分の備忘録。

最近は報告書を書きながら色んなことを考えるわけで。
何をしたくて何をしてきたのか?
今までいろいろやってきたけれど、気持ちは整理ができていないままに。
何となく言葉で表現できるところまできたような。

カリキュラムや指導内容といった形のある中身には何の変化もないけれど、
形ある変化を自分の結果に求めなかったのは、
形として残らないのにこだわって自分の授業をしてきたのは、
私には何にも出来ないから。変える力がなかった。
でも一方的に変化を押し付けたいとも思わなかった。
ここで暮らしていくのは私じゃないから。

授業をするしか出来なかったから。でも何より授業がしたかった。
真剣に練習するこどもや、勝ちたいと思う一心で打ち込む子どもの姿を見てほしかった。
それを私は真っ向勝負でぶつかるしかできないからそれをする。
そうやって子どもと一緒に練習したり、叱ったり励ましたり、そんな私の姿も。
ぶさいくな恰好でだって、暑くたって寒くたって授業はやるんだと。
大人げなくても感情をぶつけ、意思表示をして伝えたい思いがあることを。
それが私に伝えられる唯一のものだったんだろうと。
だから自分の授業をしたかったのだと。

子どもたちの喜ぶ姿を喜ぶ私の姿からしか伝えられないから。
外国人だけど同じ立場で仕事をしているからこそ伝えたいことだったから。
日本で私自身も身近にいた先生達からたくさんのことを教えてもらった。
一緒にいるだけでたくさんのことを感じて、憧れて、真似してみて、でも駄目で。
そんなことを繰り返して、この仕事をもっと好きになったから。

見てもらうことに尽力できなかったのは怠慢なのかもしれないけれど、
きっとそんな気持ちが一番奥にずっとあったんだろうな。

う~ん、やっぱりまだまとまらない・・・
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# by etoetoetou | 2009-02-17 17:11

リム祭りパニック!@バクニン

先週末。というか先週末から月曜日にかけて。
ベトナムでは毎月15日は先祖をまつる日としてよくお金を燃やしたりしています。
小正月というんでしょうか、1月15日は1年の中でも最も大きなイベントの日。

この間終わったばかりじゃ?と突っ込みたくなるも、また親戚が集まったりします。
そしてあと1,2ヶ月はお寺でお祭りが至る所で行われるんだとか。
あるベトナム人曰く、「だからベトナムは貧しいんだよ。3か月近く仕事にならない。」
わかってるんじゃん!!

今年は、そんな日に初めてお祭りに行きました。「リム祭り」
リムとはバクニン省の地名。ここのお祭りはとても有名なんだそうです。
隊員に誘われ、日本人だけでいってみることに。

同じバスに乗り合わせて合流し、一路向かいます。
詳しい場所を知らないので、窓の外を注意深く見ていると、途中でルート変更。
いきなり高速の方へ路線変更!あり得ません・・・

この日はやたら人が多く、どうもベトナム人達も大半はリム祭りがお目当てらしい。
そしてベトナム人もよく場所が分かってない!
道路の何にもない所で一度停車。みんなが下り出すので一緒に降りてみる。
するとなんだかやっぱりここじゃないらしく、またみんな乗り込む。

なんてほんと信じられないようなことをしながらバスは進んでいくわけです。
「あり得ないよねぇ」なんて余裕をかませるようになっている時分でよかった。(笑)

そして突如現れた大きな仮駐車場らしき車とバイクの山を発見。
「リム祭り→」なんて看板もあってどうやらここが本当の場所。
またみんなで一気に下りて、ガードレールを乗り越える。

すると、旅行会社のバスなんかも停まっていて、本当に有名なお祭りみたい。
進んでいくと、どんどん人が増えて、お寺の境内の中に入るとびーっくり!

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大量の人・人・人・・・
本調子じゃなかったカラダの私はここで一気に身体共に拒否反応。危険!
でもお目当てのモノが見つからない。

このリム祭り、池に浮かべた船の上で男女が歌を掛け合うという話なのです。

そんな池もないし、あるのは各ブースで行われている他のイベント。
とりあえず奥まで行ってみようということになり、お寺まで上りました。

が、やっぱりない。う~ん、でもここで何も魅かれるものも無いし・・・
とあっさり帰路へ向かっていく私達。
途中の露店でちょこちょこ買い物して、もういいかな、なんて。

ところがここからが長かった!
バスが路線から外れたのは、この祭りのせいで道が完全に機能停止だったため。
バスもバイクも多過ぎる!!そしてカオス!無秩序ってもんじゃない。
つまりこの道なき道を超えないことにはバスに乗れないわけで。
歩きました・・・ゴールの見えないままに。

すると途中で別のお寺を発見。とりあえず入って見るとなんとここにお目当ての祭事が!
はぁ~あっちに行かなくてよかったんだ・・・

人は多いけれど、先ほどのお寺とは比べ物にならない人数。
とにかく見られて満足。というか正直カラダはもうしんどい。

それでもしばらく歩き続けるしかないわけで。
やっと少しずつ道が通い始めてきました。
そんな頃、バイクのおっちゃんが声をかけてきて。
バイクで省都へ無事戻ることができました!

週明け、同僚にお祭りに行ったと話すと、
「よく行ったわねぇ。私人酔いするから最近行ってないのよねぇ」だって。
早く教えてほしかったよ。

でもまあこんな珍事ももうないんだろうなと思うといい記念です。
来年行きたいと思う方はご用心を。
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# by etoetoetou | 2009-02-12 17:19

テト明けなのに 教師編

子ども達とは対極で先生方は今月行われる教師のコンクール(模擬授業で授業力を競う)と、学校対抗のバドミントン大会に向けて準備がどんどん進んでいます。
今年はすごい!

一方で私は活動の締めくくりに取り組もうと、校長へ報告書について進言。
すると、なぜか教員研修の時間に私が話す時間を設けられることに。今までの活動で初!
しかもいわれたのが当日!またぁ、やっぱベトナム。

準備に時間が取れるわけでもなく。
しかしその前にまず
「今私が一番ニンソンの先生達に伝えたいことって?」と考えると…?むむむ。

私をはじめ小学校教諭がベトナムに派遣された理由のほとんどは
「情操教育の質の向上」。
ベトナムのカリキュラムに沿って授業の質の向上を…と書かれています。

そういう一方でベトナムのカリキュラムにはかなり制限があり、指導書には全授業の
ほとんどが教師が何をどうするかということは決められています。
正直これだけ内容がびっしり決まっていては、特に体育では授業方法の改善どうこうではなく、ただこなすだけで時間が終わってしまいます。

そして音楽・図工・体育は専科の教師がすることが多い。
今年はニンソン小も全て専科教師が教えています。
専科の先生は授業がない時間は学校にいないのが通常。
そして担任教師は教えない=担任教師はその時間の授業に興味なし。

さらには、先に書いた教師コンクール、-ベトナム語と算数の授業をするそうですが―
これで教師の評価が決まってしまうくらい先生達には大事なもの。
その評価は決して新しい教育方法を奨励しているのではなく、ベトナム旧来の授業スタイルがどのくらいちゃんとできるのか、ということが問われているようで。
以前、バクザンに教育プロジェクトが入っていた時に、しっかりと学んだ先生がこのコンクールでかなり悪い評価を受けて落ち込んだという話も聞きました。

つまり現段階で、ベトナムでは
①新しいことに取り組んでも先生達はよい評価を受けない
②頑張って授業力を磨いているのは主教科がほとんど
 →音楽・体育・図工は二の次状態。

という実態。②は急成長の経済発展の時期と考えると、日本も同様でしたよね!?
社会の習熟度っていうのも教育の方向性を決める要因の1つのように感じています。

そんななか、先生方に働きかけても響かない。
研修って、受けている人々のニーズに即していないと、何の意味もないわけで。
やりっ放しと分かっているのにやるなんて絶対いやだー!

現場の先生達に情操教育に関心をもってもらうには現状では上からのお達ししかない!
のは百も承知。
そして先生達が悪いところなんて特にありません。
みんな与えられたものを必死にやっているだけなんですよね。

ということで、私が準備したのは、兼ねてから温めていた自分で考えて書いた
「情操教育がなぜ大事なのか」をベトナム語にした(昔先生に添削してもらった)文章。
加えて、
そもそもなぜニンソン小にJOCVが来ているのか、JICAの意図。
どんな気持ちで私が授業をしてきたのか。
でも先生達はカリキュラムが絶対なので、新しい運動を紹介しても取り入れてもらえないことは承知していること。

を言葉で伝えました。伝わったかなぁ?

そして、発展めざましいベトナム。
社会が変わると、きっと教育も変わる時が来るでしょう。
この先、もっと先生達に自主性を持たせた授業を求める時代がベトナムにも来るなら・・・
その時に前任者さんや私を思い出してほしい。
今、私がいる間にいつでも授業に来て子どもと一緒に活動してください!とも言いました。

今まであまりに先生達に向けて働きかけられなかった分、時間が足りなくなって急にこんなことを言ってもなぁ?とも思いつつ。
でもこの思いだけは伝えておきたかった!から仕方がない。

文章を印刷して紙にして配ったので、普段のよく分からないしゃべりだけで終わるよりかは随分マシじゃなかっただろうかと。
外国人の書いたベトナム語をまじまじと見つめる先生有。

この時間がどうみんなに影響するのか???不安と期待でドキドキです。
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# by etoetoetou | 2009-02-10 16:42

テト明け 子ども編

テト後の2学期。
昨年から予想するに、先生達も子ども達もテトボケ…

子ども達は予想に反せず、またも体育の時間にだらけるクラス有。
さすがに担任の先生と連携して一緒に一喝。

ところがそんなクラスは数クラス。
縄跳びをそそくさと持ってきて、練習に励む子ども達が多数。
やっぱ縄跳びをもらえたっていうのが大きいんでしょうかねぇ。

休み時間になれば、低学年の子ども達の多くは縄で遊んでいます。
といっても跳んで遊ぶだけでなく、電車ごっこのように遊ぶ子たちも。
でもなんかいいものです、嬉しそうに遊んでいるのを見るのって。

そして驚いたのは、他の先生の体育の時間に縄跳びが開始!!!
すごーい!!
と思ったら、3年生がちょうど縄跳びの学習がカリキュラムに入っている週でした。
いや~でもすごいタイミングでもらえました、ほんと。
去年なんて見てないですもんね、縄とびやっていたの。

高学年は授業でイヤってほど跳ぶのが分かっているのか、やや少数派。
ま、そんなもんです。^^それが子ども。

しかし、中にはやはりこういう種類の運動にのめり込む子もいるもので。
2重跳びが連続でできるようになりつつある子どもまで出てきました。

また回すのと跳ぶタイミングが合わせられず、一度もとべなかった5年生が跳べるように♪
まだみんなの前で跳ぶのが恥ずかしいようですが、それでも「跳べて嬉しい」と
言ってくれたことがなりより救い。
自信がなくおびえたような顔にもっと笑顔がさくことを。

けれど反対に縄跳びがそこまで好きじゃない子も当然いまして。
特にボール運動が好きな男の子たち。
もうそろそろ終局でしょうかね。

高学年は持って帰ることを禁じられているクラスもあるようなので、
家で思いっきり遊んでもらえればと思います。
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# by etoetoetou | 2009-02-10 16:28

今年のテトの過ごし方④ 後半戦:サパへ

挨拶回りが予定通りには行かず、後ろ髪はやや引かれつつも再びハノイへ。
でも村にいたらやっぱり後悔しただろうなぁ。

旅先からハノイへ直行してきた同期とおちあい、一時ホテルで身支度。
この日は列車泊なので2日お風呂なしはきついとシャワーへ。

サパへは2度目でも今回はサパ自体が目的。
着いたのは朝。久しぶりのラオカイの駅。が、寒い!!
避暑地にあえて冬に行くので覚悟はしていたものの…
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霧の町と言われる意味を初めて理解しました。
すんごい霧!寒ささえなければめっちゃいいのに~。

ホテルの部屋に着くと、暖炉に薪が準備。
2泊中はひたすら燻された感じ。

お目当ての少数民族のお正月のお祭りには残念ながら日にちが合わず。
でもサパの町なかにはあまりいない少数民族の村に行きましてプチトレッキング。

声をかけても逃げられるくらいの田舎に行ったのは初めて!
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ものすごく訝しげに見られました・・・

またテト中なのか、観光客にしつこく売り込む少数民族の人達がテト休みを満喫していて妙。
通常来ても見られないくらいの人数の多さと民族の多様さに圧巻。
黒モン族やザオ族のちびっ子たちが可愛いったらありゃしない♪
民族衣装で2割増、ちびっこなら3割増しの可愛さにまたもカメラ小僧となりました。

探し回って薬草風呂にも挑戦。
ややぬるめでしたが、風呂っていい!やっぱいい!!

最終日にはラオカイのベトナム=中国国境沿いへ。
ラーメンと聞いて無性に食べたくなるも渡れず残念。

後半はすっかり見慣れてカメラ欲も買い物欲もなくなりややぐだぐだ気味でしたが、
もともとぐだぐだなのでカフェdeまったりがやはり性なんでしょう。

朝6時にはハノイへ到着するも真っ暗。
タクシーにキレる失態をするも鶏のフォーが美味し。ごめんよ同期。

南部に帰る同期を見送り、今回の旅は終了。きっと旅もこれが最後。
次に会うのは別れの時かぁ、なんて帰国モードがさらに加速。
最終ラウンドは残り1か月ちょっと。逃げる2月&去る3月を追いかけます!
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# by etoetoetou | 2009-02-03 16:49