ベトナムの星

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こんな終わり方

ベトナム語で霧雨を直訳すると「粉雨」。
降ってるような、霧の中にいるようなそんな天気が相変わらず。

2回目のクラスマッチは水曜日。
この日は雨の粒がちょっと大きめで気温も低く、半分断念。
子ども達に「降ってないよ!」と言われても風邪をひかせるわけにはいかず。
最後の授業なのに残念。と思うと次のクラスの時間に一瞬雨が止みまして。
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急遽一方のクラスに呼びかけ、実現。キャ~~~!!!っとお猿の鳴き声炸裂!
この雄叫びももう聞くことないなー。
男女ともに雨露に濡れて白けた芝生を蹴散らして熱戦。
終わった後はみんな池で足を洗ってました・・・(笑)

そして木曜日。
この日の朝も昨日とおなじ。
「帽子かぶれば大丈夫!」「僕たち平気です!」の声に押され教室へ。
女子に意見を聞くと「もちろん♪体育しよう!」え?ほんとに?

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ズルッズルに滑るレンガ敷の校庭でドッジボール。
滑って転ぶ、走る足に力が入らず変な走りに笑いの絶えない授業。
感謝すべきは私の方だなぁ。

そして午後。
木曜の午後はたいてい誰かの研究授業。それが今回は私。
なぜか雨も午後には止んでしまいました。

授業をするのはキャリア組。これも縁なのでしょうかね。
以前に子ども達にはドッジボールや縄跳びの跳び方の紹介をすると言っていたのですが、
「縄とびいやだー!サッカー!サッカー!」「縄とびの代わりにリレーは?」など
縄跳びは人気がなかったことを再発見。よく頑張って今まで跳んでたもんだ!

結局授業では縄跳び・リレー・ドッジボールの3本立てを行いました。
通常授業ではないけれど、これが最後の機会ですから。
そして授業後に意見交換。

ここが熱かった!
最初の意見は「子ども達はリエコの授業が本当に好き」と、まあ普通の意見。

「ベトナムのカリキュラムにはない遊びばかりだからカリキュラムが変わらないと…」
おー、そうきたか。

「ベトナムにはまだあういう遊びは確かにないけれど、熱心さや誠実さからも学ぶところはある。リエコと子ども達の親密な関係は周知のことでしょ。」
と。勝手な解釈ですが・・・そういってた気がする(笑)

「一緒に運動するということもあると思う。私たちはあんな色んな跳び方やって見せられないでしょ?教師が自分でできるように努力することも必要じゃないか。」

「リエコなんか校庭何十周も走れるんだから!」
「洋服も運動できる格好でいるし。」「○○先生もジャージ着たら?」
「いやよ!授業の後どこにも恥ずかしくて行けないでしょ!絶対いや!」
おいおい…話がずれてきたんだけど。

この辺でざわつき始め、本音トークが加速!
「運動じゃなくて遊びだろ」「だから子どもは好きなのよねぇ」と遠い所で言われ放題。

私の思いに気づいている人がいて、気づいてない人がいて。
授業中・授業以外ともに子ども達との関係の近さが何を意味するか分かっている人。
私の授業の裏の努力を知っている人。
奇抜な遊びにしか目が向いていない人。
遊びは運動じゃないと思っている人。

「聞かれた質問以外に意見が言えない授業で子どもが見えますか?」

「楽しくもない運動をさせられて運動を好きになれますか?」

「カリキュラムに従うだけじゃなく、子どもにとって必要な体育の授業について考えたことがありますか?」

「カリキュラム以外で今の教え方に変えるべき部分はないと思っていますか?」

ってピシッとベトナム語で言えたらいいけど言えないし。
まぁ、私から言う必要もないのかもしれないけれど。

体操もやらない授業を見せたことで、少しゆさぶりをかけられたと思ったら、帰国かぁ。
子どもとの関係や教師のあり方を考えるならば、まさに今から!って感じた時間。

聞けた本音は耳が痛くとも、それでも素直に本音が聞けて良かったと思えたし。
ここまで来た!とも感じたし、ここまでか…とも思うわけで。
こうした本音がもっと早く聞くことができてたらな~。

私の思いに気づいてくれているのが校長や教頭ってことが唯一の救いでしょうか。
カリキュラムのせいにして何も学ぼうとしていない人に御指導できる存在。
子ども達を、先生たちをよろしくお願いします。

こんな感じで終了。なんかあっけなかったなぁ。
翌日は言われたとおり、学校休みにして一日観光!さすがベトナム。
私のためにありがとう。でも授業もなくなっちゃったんだけど…。
でも私のためだけじゃなく、他の先生の退職記念や「国際婦人の日」にもかけてあって。
これはできたら後日報告を。あー忙しいよ~。
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by etoetoetou | 2009-03-07 14:03