2007年 11月 09日
スポ魂一直線!
ずっとぽかぽか陽気の今週!先週のあの寒さはどこへやら。運動にもってこいのいい気候に思わず笑みがこぼれます。
今週でドッジボールを終えようと、5年生には最後の節目としてクラスマッチを企画しました。本当は全クラス集めてしたかったのですが、時間割の変更が利く範囲でしかできないので、隣のクラス同士の対決試合ということに。
1試合目が男子同士、2試合目が女子同士、最後の試合は全員対全員の3試合。35分に入れるにはギリギリです。いつもよりはりきって遊ぶ姿は無邪気で、悔しそうな顔もとても可愛いらしく感じます。
試合後、勝ち負けにこだわる子ども達は「むきになる」を通り越し、勝ったクラスの子ども達は、かつてないどんちゃん騒ぎ!自慢げに「勝った!勝った!」と声をあげ、点を決めたサッカー選手のように走り回る始末。一方で負けたクラスの子どもは肩をがっくり落として教室へと帰っていきました。
冷静になって考えると、成績順でクラスが決められている、運動会などのイベントもほとんどないのですから、クラス対抗戦なんて初めてだったのかもしれませんね。
ある子は試合の前日に「先生!ぼくにボールを投げて!」と特訓を申し込むスポ魂アニメみたいな台詞を!しかも「元気が取り得」というタイプじゃなく、真面目でおとなしい雰囲気の男の子だったんです。この心意気に完全ノックアウト!涙が出そうなくらい嬉しくてたまりませんでした。
子ども達にとっては投げてきたボールを片手で取って投げ返したり、ボールのスピードも段違いに速い私は無敵の存在。近頃は体育の時間にゲームに入ろうとしても「入っちゃだめ!」と言われるし。でもどうしても勝ちたかったのでしょうね。友達も付き合って横一列に並んで受ける順番を待っていました。もっちろん休み時間も放課後もとことん付き合いました!^^
ああじゃない、こうじゃないと考えながら続けてきたボール遊び。
子どもの笑顔とはしゃぐ声に比例して先生達の冷たい視線。
牛の糞を避けて毎時間子どもの力量に合わせて作ったコート。
なぜが一度盗まれたコート用の紐。
麻袋に入れたボールをかついでの移動を奇異の目で見られたこと。
言葉の壁のせいにして、うまく子どもを動かせなかったこと。
道具がないからとあきらめたこと。
もっと低学年からボール遊びをしていたら…というやるせなさ。
私の姿を見つけると、嬉しそうに駆け寄って「ボール貸してください!」といういつもの子ども達。
ボールに寄り付かない子がふいに投げたボールが相手に当たり、笑顔に変わった瞬間。
結局一度も担任の先生に授業をみてもらえなかったこと などなど…。
終わると思うと達成感もあり、反省もありの学習内容でした。
自分の頑張り次第ですぐに解決できる事とそうではない事、両方とも課題として残っています。それでもこの子ども達にベトナム式の体育の時間には味わえない思いを感じてもらえたら…、それだけが自分に与えられた任務ではないとわかっていても、今はできる事をやってみるしかない!そんな気持ちです。さあ、次は「走の運動」です!どうなるのかな?
今週でドッジボールを終えようと、5年生には最後の節目としてクラスマッチを企画しました。本当は全クラス集めてしたかったのですが、時間割の変更が利く範囲でしかできないので、隣のクラス同士の対決試合ということに。
1試合目が男子同士、2試合目が女子同士、最後の試合は全員対全員の3試合。35分に入れるにはギリギリです。いつもよりはりきって遊ぶ姿は無邪気で、悔しそうな顔もとても可愛いらしく感じます。
試合後、勝ち負けにこだわる子ども達は「むきになる」を通り越し、勝ったクラスの子ども達は、かつてないどんちゃん騒ぎ!自慢げに「勝った!勝った!」と声をあげ、点を決めたサッカー選手のように走り回る始末。一方で負けたクラスの子どもは肩をがっくり落として教室へと帰っていきました。
冷静になって考えると、成績順でクラスが決められている、運動会などのイベントもほとんどないのですから、クラス対抗戦なんて初めてだったのかもしれませんね。
ある子は試合の前日に「先生!ぼくにボールを投げて!」と特訓を申し込むスポ魂アニメみたいな台詞を!しかも「元気が取り得」というタイプじゃなく、真面目でおとなしい雰囲気の男の子だったんです。この心意気に完全ノックアウト!涙が出そうなくらい嬉しくてたまりませんでした。
子ども達にとっては投げてきたボールを片手で取って投げ返したり、ボールのスピードも段違いに速い私は無敵の存在。近頃は体育の時間にゲームに入ろうとしても「入っちゃだめ!」と言われるし。でもどうしても勝ちたかったのでしょうね。友達も付き合って横一列に並んで受ける順番を待っていました。もっちろん休み時間も放課後もとことん付き合いました!^^
ああじゃない、こうじゃないと考えながら続けてきたボール遊び。
子どもの笑顔とはしゃぐ声に比例して先生達の冷たい視線。
牛の糞を避けて毎時間子どもの力量に合わせて作ったコート。
なぜが一度盗まれたコート用の紐。
麻袋に入れたボールをかついでの移動を奇異の目で見られたこと。
言葉の壁のせいにして、うまく子どもを動かせなかったこと。
道具がないからとあきらめたこと。
もっと低学年からボール遊びをしていたら…というやるせなさ。
私の姿を見つけると、嬉しそうに駆け寄って「ボール貸してください!」といういつもの子ども達。
ボールに寄り付かない子がふいに投げたボールが相手に当たり、笑顔に変わった瞬間。
結局一度も担任の先生に授業をみてもらえなかったこと などなど…。
終わると思うと達成感もあり、反省もありの学習内容でした。
自分の頑張り次第ですぐに解決できる事とそうではない事、両方とも課題として残っています。それでもこの子ども達にベトナム式の体育の時間には味わえない思いを感じてもらえたら…、それだけが自分に与えられた任務ではないとわかっていても、今はできる事をやってみるしかない!そんな気持ちです。さあ、次は「走の運動」です!どうなるのかな?
by etoetoetou
| 2007-11-09 18:20